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白夜の官能小説

官能小説、アダルト小説のようなものを、あくまで趣味で書いています。あくまで趣味なので、厳しいことは言わないでね。

「大富豪、時々探偵。 第二話:放蕩夫にお仕置きを」1

「ウフフ…」

剣之助のマンションのバスルームは、だだっ広い。間取りが贅沢な分だけ広いのは当たり前と言えば当たり前なのだが。そこに、礼子の笑い声がこだました。
銀座の高級クラブの人気ママ・礼子が、白く輝く肉体を泡だらけにして、楽しそうに剣之助の体を洗っている。礼子が前回に剣之助のマンションを訪れたのは1年前だった。その間、剣之助に会いたくて仕方がなかった。こんな風に甘い時間をすごくのは久しぶりである。嬉しさが表情や声にこぼれてしまう。
「ん?どうかした?」
剣之助が尋ねた。
「…思い出していたの、5年前のこと。」

5年前のこととは、まだ礼子がクラブのママとして成功していなかった頃のことである。ふと訪れた剣之助は、礼子に会い、その心の清らかさ、まっすぐさを感じた。そして、仕事に自信を無くしていた礼子を励ましたりもした。
そこで気分屋の剣之助は、心優しい礼子のために、店のありったけの高いお酒を全部注文し、礼子に多大な売上げをプレゼントしたのだ。礼子はそんな剣之助の剛毅さに感動し、もう一度頑張ることを決心できた。
今、クラブの押しも押されもせぬナンバー1として礼子が君臨できるのは、そんな剣之助のおかげなのである。それなのに、剣之助は何の見返りも求めて来ない。だから礼子は自ら押し掛けてしまうのである。
礼子に会いたいと願う客は今や何百人といるし、誰もがこの女を抱いてみたいと思っていることだろう。しかし、礼子の方から体を捧げる男は、ただ一人、剣之助だけである。
そこまで思っているのに、1年に一度くらいしか会いないというのが、礼子には歯がゆい。

贅肉の少ない体に、ぽっこりと形のいい乳房。ボディシャンプーの泡が礼子の乳首にちょこんと乗っている。髪をポニーテールにして、細いうなじがあらわだ。知的な笑顔と、抱き心地のよさそうな肉体を求めて、あわよくばと大企業のお偉方や高級官僚が礼子の店に通い詰める。しかし、彼らはこの体を想像することくらいしかできない。




剣之助が目の前にあるくびれをすーっとなぞると、礼子が嬉しいような恥ずかしいような感じで、
「やん。ウフフ…」
と微笑んだ。
「みんながこの体、狙ってんだろうなあ。店で大金使って、礼子を何とかしたい、って思ってんだろうなあ。それなのに、俺は幸せ者だなあ。こんな風に尽くしてもらって。」
礼子の細い指が下腹部に行き、優しいタッチでチンポやアナルを洗う。
「だって、剣之助さんは、特別な人だもの。礼子、あの時、感動して涙が止まらなかったんだから。」
「あのくらいの金は、どうってことないよ。」
「剣之助さんにはどうってことないかもしれないけど、気軽にそんなことできる人なんていないのよ?それにね、要はお金の額じゃないの。気持ちなの。」
「そう、さすが礼子、よくわかってる!そうだよ、お金は額じゃない、気持ちさ!ハハハ!」


★ 「大富豪、時々探偵。 ~放蕩夫にお仕置きを~」02につづく ★
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白夜

白夜 -hakuya-

Author:白夜 -hakuya-
アマチュア官能小説家


39才男性
都内某所にて
自営業の傍ら
あくまで趣味で
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普段は好感のもてる清潔な
そこそこイケメンです
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